未だこたつ様に苦しめられているわたしです。こたつ様め……人間の心を豊かにするために作られた無機物のくせに、苦しめるとはこれいかに。

久しぶりにパソコンに向かって絵描いたりしたんですが、まあ、やっぱり一週間以上も描いてないと当たり前みたいに劣化しますよね。劣化と言うか、描き方忘れる。それでもまあ頑張るぜーと、翌日も絵描こうと思ってたんですが、夕飯の豚汁作ってる時に、作り途中の沸騰した鍋全部ひっくり返して何もかもやる気をなくしてしまったりとか色々ありました。作り直した夕飯は豚の入っていない豚汁になったとか、さ。続きになってるわたしの部屋のフローリングが油っぽいとか、さ。鍋ひっくり返す寸前にスリッパから足抜いたから火傷とかまるでないのに、右のスリッパは完全におじゃんとか、さ。つうか、人が台所でにぶちまけた煮汁と具材を半泣きで拭いてる時に、親父は続き部屋の居間で望遠鏡とカメラの設定で大忙ししてたのが何かひっかかるんですが。
夕飯の後、ゼリーとヨーグルト両手に抱えてたから食べすぎだよと忠告したら、別腹と言いたかったのに「うん、大丈夫！　豚バラだからね！」と、自信満々の笑顔で答えてくれた親父。豚バラは大丈夫じゃないぞ。
そんな親父に付き合わされて、朝は天体観測会のはずが撮影会に摩り替わってて、ファインダーで視界合わせるだけなスタッフ状態のわたし。ほとんど土星見れなかったんですけど！

先日、夕方に月を見てたら、営業周り（かな？）してた電気会社のひとから「何か見えますかー？」と声をかけられました。月が見えますよ、どうぞと見てもらったりして、綺麗ですねえとか少し会話して、どうもいい物見せて下さってありがとうございました！　と、帰って行かれました…………あれ？　営業？？

12月21日は皆既月食なんですって。
ただわたしの住んでる地域では、食が始まってからの月の出になるらしくて見れる時間少なそうです。それ以前に最近ちょっと油断すると雲が出るから心配……
こないだのふたご座流星群も事前の天気予報では『ばっちり見える！』って予想されてたけど、夕方からにょろにょろ雲が出てきて、一番のピーク時間は丸々雲に覆われて星ﾄﾞｺｰ状態だったので、天体ショーって住んでる地域以上に運だよなあ。でもその後、12時ごろに雲が晴れてくれて、流星が幾つか見えたので満足しました。

土星も見れたんですが、今ある望遠鏡ではもうゴマよりちょっと大いくらいの程度にしか見えません……見てる像を大きくすることは出来るんですけど、その代わり焦点が合わなくなってぼやけちゃうんですよ。
もともと、望遠鏡のでっかい筒（鏡筒）のサイズによって限界焦点があって、限界焦点を越えると過剰倍率になって焦点が合わなくなるそうです。わたしのところの望遠鏡だと、初期装備の6ミリが限界らしいので、木星がギリギリと言うところ……
土星は大きいんだけど地球からの距離が離れてる分、木星の半分くらいの大きさしか見えないので、今の望遠鏡じゃかたちが分かるかなー程度ですね。輪っかの観察なんてとてもとても。金星も、眩しくてアイピースから光が溢れそうに綺麗だけど、これもどうもピント合ってない模様。うーんうーん。

皆既月食は雨でだめでした。これはもう親父の日ごろの行いの制だと思ってる。ギリギリギリ。